2017年度 長野県企業の売上高ランキングTOP100


2017年度(2017年4月~2018年度3月に到来した決算)の決算数字をもとに、長野県内企業の売上高ランキングを公開しますので、長野県の求人や転職に興味がある方はぜひ参考にして頂ければ幸いです。(情報参照元:帝国データバンク)

2019/7/23更新
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長野県企業の売上高の概要

2017年度は1年を通じ、長野県内企業の景気感はほぼ改善基調をたどったようです。帝国データバンクの景気動向によると、2016年度半ばから上昇傾向が定着し、2017年度に入ってからも2018年1月までの10ヶ月のうち前月を下回ったのは一度だけでした。各社は雇用、賃上げ、設備投資にも積極的に取り組んでおり、これらが景気の前向きな循環を下支えする状況となっています。売上高ランキングTOP100のポイントは下記4つになります。

上位100社の総売上高は4兆6203億

2017年度長野県内企業売上高ランキングにおいて、上位100社の総売上高は4兆6203億2600万円となった。(前年度から5%増加)2年ぶりに増加に転じ、10年ぶりに4兆6000億円を突破し、リーマン・ショック後の最高を更新した。近年の動きを振り返ると、リーマン・ショックにより景気が急激に冷え込んだ2008年度・2009年度は総額が4兆円を割り込むところまで後退。その後は上昇基調に転じ、微減や伸び率の鈍化の動きもあったが、2017年度はそうした傾向に歯止めがかかった。

売上高トップはセイコーエプソン、上位5位は変動なし

2017年度決算における長野県内企業の売上高トップは、2018年3月期に約8168億9800万円を計上したセイコーエプソン株式会社(諏訪市)。今回も1985年以来のトップを維持した。上位5社は前回と同順位。また上位20社中19社は、順位の変動はあったものの顔ぶれは変わっていない。前年度から連続して上位100社にランクインしたのは94社。

増収企業77社、30%以上増はシチズンマシナリーと樫山工業

100社中、増収となったのは77社(2014年59社、2015年度56社、2016年度52社)。10%以上増となった企業も、前年度の14社を大きく上回る30社となった。伸び率が最も大きかったのはシチズンマシナリー㈱(御代田町、工作機械製造)。国内市場は幅広い業種で設備投資が活発化、また海外市場は中国が大幅に増収となったほか、欧州も自動車関連を中心に増収となり、全体では34.2%の大幅増となった。

また半導体や液晶パネル業界の旺盛なポンプ需要に対し、積極的な設備投資を行って生産が拡大した樫山工業㈱(佐久市、真空機器装置製造)も30.9%増。前期から30%以上増加したのはこの2社だった。次いで3位は高沢産業㈱(長野市、鉄鋼・鋳物資材等卸)で27.2%増。4位は㈱日本ピスコ(岡谷市、空圧機器部品製造)で26.6%増。5位は日精エー・エス・ビー機械㈱(小諸市、ブロー成形機製造)で24.9%増だった。

業種別では「製造業」が46社、金額は全体の6割を超える

業種別では「製造業」が46社、「販売」38社、「建設」「サービス・その他」各8社。製造は売上高の合計も2兆7903億円に達し、全体の約6割を占めている。地域別の社数は、「北信」が42社でトップ、「東信」17社、「中信」20社、「南信」21社となっている。

長野県企業の売上高のまとめ

2016年度半ばから顕著となった景況感の改善。2016年度決算を対象とした前回ランキング集計では、改善の定着が年度の半ばからだったということもあり、企業業績に十分反映するところまでいかず、100社の総額はわずかながら前年度を割り込む結果に終わった。一方、今回の集計対象となる2017年度は、ほぼ1年を通じて改善基調が継続。企業間格差の拡大も指摘されたが、100社全体としてみれば営業力や技術力を発揮して拡大する需要を取り込み、増収につなげた企業が目立った。100社の総額は4兆6203億円と10年ぶりに4兆6000億円を突破、国内外の経済が停滞するきっかけとなったリーマン・ショック後では最高水準まで回復している。

ただ上昇をだどってきたTDB景気動向調査は2018年2月以降、4ヶ月連続下降と足踏みしている。人材不足の深刻化、原油や素材価格の高騰・高止まり、伸び悩む消費、不透明な海外情勢など懸念材料も多く、先行きについては慎重な見方が増幅。年初より2018年の景気は改善から踊り場に移行すると予想する企業が多かっただけに、今後一層足踏み感が強まる可能性もある。こうした中、これまでの蓄積を活かしながら常に変化するニーズや外部環境に適切に対処し、懸念材料としてあげられた困難な状況を乗り越えていけるかが業績確保のカギとなる。(情報参照元:帝国データバンク)

2017年度 長野県企業の売上高ランキング

順位前年度順位社名所在地営業種目売上高(百万円)伸び率(%)
11セイコーエプソン㈱諏訪市電子応用装置製造816,89810.7
22ミネベアミツミ㈱御代田町ベアリング製造472,4464.4
33㈱マルイチ産商長野市総合食品卸178,1700.4
44新光電気工業㈱長野市半導体パッケージ製造139,4645.3
55日本電産サンキョー㈱下諏訪町モーター・産業用ロボット製造108,8465.5
66㈱竹内製作所坂城町建設機械製造86,0489.0
77㈱ツルヤ小諸市スパーストア84,7004.4
88北野建設㈱長野市土木建築工事80,25519.0
99鍋林㈱松本市医薬品・化成品等卸73,437-2.7
1010㈱デリシア松本市スーパーストア71,5790.2
1111㈱三公商事岡谷市遊技場65,560-3.2
1212キッセイ薬品工業㈱松本市医薬品製造63,8914.0
1313長野県連合青果㈱上田市青果物卸60,633-2.9
1414日信工業㈱東御市自動車ブレーキ製造50,8826.4
1515㈱綿半ホームエイド長野市ホームセンター50,7181.6
1616ルビコン㈱伊那市コンデンサ製造48,2523.8
1717㈱角藤長野市鋼構造・コンクリート工事47,928-0.8
1818ホクト㈱長野市キノコ栽培47,4964.8
1919シチズンマシナリー㈱御代田町工作機械製造46,59334.2
2020マルコメ㈱長野市味噌製造45,0852.5
2121KOA㈱箕輪町抵抗器製造44,09315.0
2222㈱ミマキエンジニアリング東御市インクジェットプリンター製造42,2157.5
2323㈱IHIターボ大桑村過給機製造42,0838.2
2424㈱長印長野市青果物卸41,487-3.8
2525多摩川精機販売㈱飯田町モーター・自動車制御装置販売40,7399.9
2626シナノケンシ㈱上田市精密モーター製造39,5016.3
2727㈱本久長野市セメント・建材卸39,4334.1
2828多摩川精機㈱飯田市モーター・自動制御装置製造38,66610.8
2929㈱守谷商会長野市土木建築工事38,23011.3
3030長野県酒類販売㈱長野市酒類卸37,5390.5
3131日精樹脂工業㈱坂城町プラスチック射出成形機製造35,59610.9
3232富士電機パワーセミコンダクタ㈱松本市半導体製造35,02111.8
3333㈱前田製作所長野市建設機械販売34,6673.8
3434長野トヨタ自動車㈱長野市自動車販売34,0081.5
3535樫山工業㈱佐久市真空機器装置製造32,80730.9
3636アズサイエンス㈱松本市臨床検査約・医療機器等卸32,0885.2
3737㈱長野県A・コープ長野市スーパーストア30,955-0.6
3838㈱武重商会上田市石油製品卸30,85410.2
3939綿半ソリューションズ㈱飯田市各種建設工事30,4171.1
4040KYB-YS㈱坂城町油圧機器・自動車部品製造30,25818.0
4141岡野薬品㈱松本市医薬品卸30,1582.1
4242㈱丸水長野県水長野市総合食品卸29,986
4343アート金属工業㈱上田市ピストン・ピストンピン製造29,25619.7
4444丸善食品工業㈱千曲市清涼飲料・加工食品製造27,191-2.6
4545㈱IHIアグリテック松本市エンジン・農業用機械等製造27,15011.7
4646長野県農協直販㈱長野市食品・農畜物産加工品卸26,378-1.9
4747㈱デンソーエアクール安曇野市カーエアコン・空調機器製造25,7971.1
4848高沢産業㈱長野市鉄鋼・鋳物資材等卸25,48127.2
4949昭和電機産業㈱長野市電材・産業機器卸25,4664.2
5050㈱キョウデン箕輪町プリント基板製造25,39211.5
5151㈱アメニティース東御市遊技場25,248-15.6
5252サンリン㈱山形村石油製品卸24,99813.1
5353㈱キッツメタルワークス茅野市伸銅品・加工品製造24,67820.4
5454富士通インターコネクトテクノロジーズ㈱長野市プリント基板製造24,370-3.1
5555八十二リース㈱長野市総合リース24,1130.2
5656長野日本無線㈱長野市通信機器製造24,071-8.1
5757長野日産自動車㈱長野市自動車販売23,0987.8
5858花村産業㈱松本市金属卸22,7311.7
5959㈱国興諏訪市機械工具卸22,57118.9
6060㈱高見澤長野市セメント製品製造22,27411.8
6161長野計器㈱上田市圧力計・圧力センサ製造22,17919.5
6262長野電子工業㈱千曲市シリコンウエハー製造21,78318.7
6363㈱TOSYS長野市電気通信工事20,7722.3
6464日精エー・エス・ビー機械㈱小諸市ブロー成形機製造20,66424.9
6565共和観光㈱松本市遊技場20,060-15.2
6666伊那食品工業㈱伊那市寒天・食品製造19,9614.5
6767長野トヨペット㈱長野市自動車販売19,952-0.9
6868吉川建設㈱飯田市土木建築工事19,7627.5
6969㈱カクイチ長野市スチール製プレハブハウス製造販売19,7345.8
7070松山㈱上田市農業用機械製造19,6715.1
7171㈱ヤマウラ駒ヶ根市土木建築工事19,63116.0
7272岡谷酸素㈱岡谷市ガス・燃料関連機器販売19,5876.1
7373信濃毎日新聞㈱長野市新聞発行19,5650.3
7474㈱甲信マツダ長野市自動車販売19,40211.3
7575タカノ㈱宮田村オフィス家具・エレクトロニクス製品製造19,3521.4
7676富士電機メーター㈱安曇野市電力量計製造19,244-20.3
7777㈱デイリーはやしや松本市食料品製造19,0300.9
7878㈱城南製作所上田市自動車部品製造18,97612.2
7979VAIO㈱安曇野市パソコン製造18,869-4.7
8080㈱タカサワ長野市レンタカー事業、石油製品販売18,7766.9
8181ネクストエナジー・アンド・ソリース㈱駒ヶ根市太陽光発電設備販売・施工18,667-9.3
8282都筑木材㈱伊那市木材・建材販売18,6558.1
8383日置電機㈱長野市電気計測器製造18,58014.8
8484長野日野自動車㈱長野市自動車販売18,1870.3
8585東洋計器㈱松本市ガス・水道メーター製造18,16121.7
8686ネッツトヨタ長野㈱長野市自動車販売18,106-2.5
8787信州名鉄運輸㈱松本市貨物自動車運送18,0052.0
8888エムケー精工㈱千曲市オート関連機器・生活関連機器製造17,860-2.1
8989㈱ニシザワ伊那市スーパーストア17,103-4.3
9090㈱サンエイ長野市遊技場17,083-15.1
9191中日本メディカルリンク㈱松本市医療機器・材料卸16,95410.2
9292積水ハイム信越㈱松本市建築工事16,9305.7
4343㈱長野ダイハツモータース長野市自動車販売16,8008.7
9494㈱都筑製作所坂城町自動車部品・建設機械部品製造16,73520.9
9595㈱新村上田市包装用資材卸16,4904.6
9696㈱ながの東急百貨店長野市百貨店16,393-4.1
9797㈱マルニシ岡谷市管材・鋼材等販売16,298-2.3
9898㈱日本ピスコ岡谷市空圧機器部品製造15,80526.6
9999㈱鈴木須坂市コネクタ用部品製造15,3646.1
100100㈱ブリヂストンタイヤ長野販売松本市自動車部品等卸15,2350.4

情報参照元:帝国データバンク

2018年6月現在 長野県内の景気動向

ヒューマンインデックスの取引先でも最近は少し景気が落ちてきたとか、前年よりは落ち着いたという声を聞くようになっています。悲観するほど悪いわけではありませんが、前年が良かった分それに比べると少し悪いという程度です。下記は日経新聞の記事になりますので合わせてご確認ください。

2018年6月12日「信州企業の株価に陰り 大手製造業、半年で大幅下落」

米国の保護主義的な貿易政策が世界を揺るがす中、好調が続く長野県内の上場企業の株価に陰りが見え始めている。県内上場36社の6月第2週末の終値は、7割に当たる26社が年初と比べ下落。特に好況をけん引してきた大手製造業の一部で大幅な下落が目立つ。企業業績は依然堅調だが、株価の低迷が県経済の重荷となる可能性もある。

県内上場36社の2017年末と8日の株価を比べると、株価騰落率の平均はマイナス2.8%。日経平均株価のマイナス0.3%と比べて下落率が大きい。背景にあるのが、県内に多い輸出中心の製造業で株安が目立つことだ。県内製造業の二大企業といえるミネベアミツミは14.2%、セイコーエプソンは26.4%それぞれ下落した。他にも竹内製作所や日信工業、ミマキエンジニアリングなど、海外比率が高い企業の大半は下落している。

背景にあるのは米トランプ大統領の保護主義的な通商政策による貿易摩擦への警戒感だ。17年度の平均為替レートが1ドル=110円台後半で、足元では相対的に円高に振れていることも輸出企業の重荷になっている。昨年末と比べ株価が上昇した県内上場企業は9社にとどまる。上昇銘柄で目立つのは、これまで株価で出遅れていた内需系だ。

県内の上場企業で年初からの株価上昇率が最も高いのは、介護医療事業のエラン。上昇率は85%超と大きく伸びた。エランの株価はここ2年で3倍超と大きく上昇した。少子高齢化を背景に、今後も需要が拡大するとの見方が広がっているためだ。

長野県内への外国人観光客が拡大し続けていることを受けた土産卸のタカチホや、五輪需要への期待感から資金が流入した守谷商会なども上昇。輸出型の製造業が先導してきた県内の好景気が、賃上げを通じて内需系にも波及しつつあることを好感した買いの動きが目立っている。

電気自動車(EV)向けなど、需要拡大が進む分野に強い計測器のHIOKIや、半導体パッケージ製造の新光電気工業など製造業の一部も引き続き株価の上昇が続く。

ただ、株高が進む内需系の企業では、全国より逼迫している人手不足が業績の重荷になり得る。県内の好況をけん引してきた半導体関連にも懸念はある。世界半導体市場統計(WSTS)によると、19年の半導体の市場規模は4%増と3年ぶりの1桁成長にとどまる見込みだ。

企業の景況感も横ばい圏内に変わりつつある。株価の低迷が示す経済状況の変化への対応が、信州企業に求められる。

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長野県の上場企業は何社?平均年収や求人情報を調べてみた

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